宮城の日本酒「DATE SEVEN」最終章 7年目、集大成の味わい

泉ケ岳にかかる天の川をデザインした今年の「DATE SEVEN」

 宮城県内七つの蔵元が共同で造る日本酒「DATE SEVEN(ダテセブン)」の今年の酒の出来を確かめる「公開利き酒会」が11日、仙台市泉区の仙台伊沢家勝山酒蔵であった。最終7年目の今年は、同社がリーダー蔵を務めた。ふくよかなうま味と透明感で米のおいしさを表現した純米大吟醸で、海外にも輸出する。発売と開栓解禁日は7月7日。
 七つの蔵がアイデアと技術を持ち寄り、工程を分担して実験的な酒を造る取り組みで、2015年のスタートから今回が一区切りとなる。原料米は山田錦を使用。海外市場で好まれる味わいも踏まえ、渋味や苦味を抑え、うま味と香りの調和を目指した。
 利き酒会に参加した蔵元らは「透明感がある中に米が感じられる」「消費者の元に届く2カ月後にはさらにうま味が上がり、最高の状態になっているのではないか」「7年間の集大成が詰まった味わいだ」などと感想を述べ合った。
 勝山酒蔵の伊沢平蔵社長(61)は「発酵のさせ方、種こうじの配合などに新しい工夫を取り入れ、かなりいい仕上がりになった。次世代の酒の味わいを感じてほしい」と話した。各蔵の海外展開の拡大にも役立てたいという。
 ボトルは神秘的な紫色のグラデーション。泉ケ岳(泉区)にかかる天の川をデザインし、金色の「7」を中央に配した。
 720ミリリットル入り2970円。仙台市青葉区の藤崎、仙台三越、宮城県内外の地酒販売店で販売する。

公開利き酒会で今年の味や香りを確認する蔵元ら=仙台市泉区の仙台伊沢家勝山酒蔵

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