ノートに見る原阿佐緒、折々の心情つづる 大和の記念館で企画展

ノートなどに書き残した原阿佐緒の心情などを解説するパネル

 宮城県大和町宮床出身の歌人原阿佐緒(1888~1969年)が残したノートや日記などの記述を基に、家族を思う女性としての一面などを紹介する小企画展「ノートに見る日常」が同町の原阿佐緒記念館で開かれている。8月31日まで。

 同館が所蔵する阿佐緒のノートなど約50冊から一部の記述を抜粋し、幼少期から晩年に至る折々の心情などを解説した12枚のパネルを展示した。習作の短歌や10代で日本画を学んだ阿佐緒のスケッチなども、写真付きで取り上げている。

 同館にあるノートなどは、阿佐緒が7歳から70代にかけて記した。少女期の日記帳や20代の歌集、老後に雑文を書き込んだノートなど多岐にわたる。

 学芸員の高橋郁子さん(46)は「恋多き女性、情熱の歌人といった世間一般のイメージにない、少女や母親、祖母といった阿佐緒の人間としての側面を知ってほしい」と話す。

 午前9時~午後4時。月曜(祝日の場合は翌平日)休館。入館料は大人210円、大学生160円、高校、中学生110円。連絡先は同館022(346)2925。

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