ベガルタ 逃げ切り失敗 鹿島と引き分け

鹿島-仙台 後半4分、相手CKをパンチングでクリアするGKストイシッチ

 第18節第3日(20日・カシマスタジアムほか=2試合)仙台は、終了間際に鹿島に追い付かれ1-1で引き分けた。仙台は勝ち点を15として暫定16位でJ2降格圏を脱した。鹿島は同28で暫定8位。
 湘南は浦和との接戦を3-2で制し、6試合ぶりの勝利で勝ち点21とした。ユンカーが2得点した浦和は2度のリードを守れず、同28のまま。

 仙台は試合終了間際に追い付かれ1-1で引き分けた。前半はGKストイシッチが好セーブを連発するなど0-0で折り返した。後半18分、敵陣での競り合いからこぼれたボールを収めた西村が、そのまま先制ゴールを決めた。ロスタイムに鹿島・ファンアラーノのゴールで同点とされた。

残り数秒、耐えられず

 アウェーでの大きな1勝が目前でするりとこぼれ落ちた。仙台は1点リードの後半ロスタイム、鹿島にゴールをこじ開けられた。リーグデビュー戦のGKストイシッチは「ラストのワンプレーでやられてしまった。勝ちにふさわしい試合内容だったのに残念だ」と悔しがった。
 残り数秒を耐えられなかった。後半ロスタイム、自陣左サイド深くから鹿島・ファンアラーノにシュートを許した。相手の攻撃陣の動きに気を取られ、ストイシッチは一瞬、反応が遅れた。巻き込むように軌道を変えるボールは、ストイシッチの右腕も届かず、そのままゴールに吸い込まれた。
 リーグ戦5連敗の相手に序盤から押し込まれる時間が長かった。だが、互角の戦いを繰り広げられたのはストイシッチの好守が大きかった。臀部(でんぶ)の違和感で欠場した守護神スウォビィクの代役として、幾度もの決定機を阻止した。
 手倉森監督は「ビッグセーブを連発していた。しっかりとクバ(スウォビィク)のカバーをしてくれた」と健闘をねぎらった。
 勝ち点3は逃したが、勝ち点1を上乗せし、チームは16位に浮上。暫定ながらようやく降格圏を脱出した。「次の試合はホームなので必ず勝てる。自分にできることを続けたい」とストイシッチ。定位置争いの激化は、チームのさらなる浮上にもつながるはずだ。
(丹野大)

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