不登校の子どものためのフリースクール「ふふふる~む」が6月、仙台市青葉区春日町にオープンした。代表の武山理恵さん(40)=宮城県村田町=は中学時代、学校が嫌になり通わなくなった時期がある。経験を踏まえ「子どものやりたいことがかなう場所にしたい。居るだけでほっとできて、ふふふと笑える場所にしたい」と意気込む。
中学生以下が対象で、週2回、仲間とボードゲームや外遊びを楽しむことができる。子どもの面倒を見る10人のスタッフには、不登校経験者も3人いる。
武山さんは北海道出身。地元の中学2年の時に不登校になった。勉強を画一的に押し付けられ、友達の輪を作らないと仲間外れにされるような学校の雰囲気にもついて行けなかった。突然、足が向かなくなった。
学校外で話を聞いてもらえたカウンセラーとの出会いが、武山さんを変えた。「何事も強要されず、初めて大人から受け入れられた。前向きになれた」。元気を取り戻し、中3で再び学校に通うようになった。
大学進学で仙台市に移り住み、その後結婚し母親にもなった武山さん。母親を対象にした茶話会を開く中で、不登校の悩みを抱える親が多いことに気付いた。学校に行かないだけで子どもも親も責められ、社会から孤立する。状況は全く変わっていなかった。
「不登校問題を解決するためには、他人任せにせずに親たちで居場所をつくらなければならない」と決意。自身の長男が不登校になったのも大きかった。
2019年、転居先の村田町に任意団体「ふとうこうカフェinせんだいみやぎ」を設立。フリースクール開設に向け準備を進めてきた。
目指すのは中2のあの時、何事も強要せずに受け入れてくれたカウンセラーのような存在だ。「画一的な教育ではなく、多様性あふれる子どもを育てたい」と目標を話す。
毎週月、木曜日の午前10時~午後4時開館。利用料は月1万8000円か1日2500円。
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