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「検証・郡市政 選択軸の現場」(4)生活困窮 コロナ禍 支援側も苦境

 数日間、ほぼ水しか口にしていない。所持金は底を突いた。もう限界だった。

 「食べ物を分けてくれませんか」。仙台市の30代男性は3月上旬、食料品を無償で提供する青葉区の市民団体「フードバンク仙台」の事務所に駆け込んだ。

 新型コロナウイルスの影響で、勤務先の飲食店が昨年夏に閉店。月30万円の収入が途絶え…

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