杜の都のシンボルと言えば、定禅寺通(仙台市青葉区)のケヤキ並木。勾当台公園付近から西公園前まで約700メートルにわたり、両側の歩道に1列ずつと中央緑道に2列、計166本が立ち並び、緑の回廊が続く。
新緑を過ぎると、中央緑道はケヤキのトンネルに変わる。多くの市民が愛する「癒やしの空間」。散歩でよく訪れ、ケヤキの下で読書するという青葉区の団体職員橋本昭正さん(74)は「風が心地よく、車の音も気にならない」と話す。
ケヤキの植樹が始まったのは1958年。戦災で失った緑を復活させ、杜の都の再生を図るという象徴的な街路樹整備だった。60年以上が経過した今、並木は15~20メートルにまで成長した。樹齢も80年近くなり衰えが隠せず、世代交代の時期が近づく。
新型コロナウイルス流行前、多くのイベントや祭りが開かれた定禅寺通。毎年5月の仙台・青葉まつりはすずめ踊りが乱舞し、ケヤキ並木は熱気に包まれた。「まずはコロナの収束」と橋本さん。一日も早い日常の復活を心から願う。(島形桜)
[メモ]定禅寺通は1987年に旧建設省などが制定した「日本の道100選」、2000年に市の「杜の都 わがまち緑の名所100選」に選ばれた。官民組織「定禅寺通活性化検討会」は、立町側の歩道にテーブルセットを設置し、ケヤキ並木を楽しんでもらう社会実験を実施している。
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