仙台の観覧車ぜんぶ乗る 360度カメラでも紹介

仙台の観覧車を一挙に紹介

 仙台市内には政令指定都市で「最も多い」3基の観覧車があります。海まで見渡せる三井アウトレットパーク仙台港(宮城野区)、ゴンドラに乗ってプロ野球観戦できる楽天生命パーク(同)、家族で楽しめる八木山ベニーランド(太白区)。それぞれ特徴ある観覧車の魅力を紹介します。
(編集局コンテンツセンター・藤沢和久)

人気選手のオフショットを見ながら試合が楽しめる楽天生命パークの観覧車=6月25日午後6時35分ごろ、仙台市宮城野区宮城野3丁目
夜も楽しむことができる三井アウトレットパーク仙台港の観覧車「ポートフラワー」=6月21日午後7時30分ごろ、仙台市宮城野区中野3丁目
家族でゆったりと楽しむことができる八木山ベニーランドの観覧車=6月30日午後4時50分ごろ、太白区長町越路

楽しみの幅広がる

 全国で唯一、野球場に併設されているのが楽天パーク左翼席後方の公園「スマイルグリコパーク」の観覧車です。4人乗りゴンドラ16台が、約6分で一周します。最高点は地上約36メートル。球場の照明よりも高く、さながらイヌワシの視点で試合を見ることができます。
 ゴンドラ内には1台ごとに、プロ野球東北楽天の人気選手のオフショットが飾られており、スピーカーから選手のインタビューが流れます。本人による一言ガイドもあります。担当の細川武哉さん(38)は「運がよければスタンドに飛び込む本塁打を上から見ることができるかもしれません」と魅力を語ります。

 仙台港の「ポートフラワー」は地上50メートルからの夕暮れや夜景が人気です。4人乗り全32台のうち2台は発光ダイオード(LED)でかわいく飾られ、ブランケットなども用意された「カップルゴンドラ」となっています。
 晴れた日には蔵王連峰、船形連峰を見渡すことができ、冬の夜にはナイター営業のスキー場まで見えます。運営するシーキュー・アメニック(高松市)の及川大悟さん(32)は「昼夜、季節によっても風景が変わるのが魅力的です。日中の仙台の景色もきれいですよ」とPRします。

 3基の中で最も歴史があるのは八木山です。1971年に初めて設置され、92年に現在の2代目となりました。立地場所の標高は145メートルで、空気の澄んだ日には高さ約35メートルのてっぺんからは遠く牡鹿半島まで見渡せるといいます。
 ゴンドラは大正時代をイメージしたレトロ調で、他と比べて大きい6人乗り。家族連れでもゆったり楽しめます。園長の八木充幸さん(67)は「四季の山々、海を進む大型船、仙台の街並みを一望できます。七ツ森の特徴的な形もはっきり見えます」と話します。

 政令市では名古屋、大阪、神戸、福岡にも3基の観覧車がありますが、いずれも仙台より人口が多く、住民1人当たりでみると仙台が最多という訳です。
 各施設は新型コロナウイルス対策として、ゴンドラの窓を開けて換気する、相席を避ける、1回ごとに消毒するといった対策に取り組んでいます。先が見通せないコロナ禍ですが、休日に家族で、平日に1人で、手頃な空中散歩はいかがでしょうか。

 <三井アウトレットパーク仙台港 観覧車「ポートフラワー」>
 年中無休。午前10時~午後7時半。中学生以上600円。3歳から小学生300円。夕方5時以降と水曜日は大人500円。「カップルゴンドラ」は2人で1500円。
 <楽天生命パーク スマイルグリコパーク観覧車>
 試合開催日と土日祝日に営業。3歳以上400円。搭乗中に楽天選手が本塁打を打つと、プレゼントがもらえる。観戦チケットを持っていない場合と、1軍公式戦がない日は高校生以上500円、4歳から中学生300円の入園券が別に必要。
 <八木山ベニーランド観覧車>
 11月23日まで毎日営業(7月5~7日休園)。午前9時~午後5時。3歳以上1回400円。遊園地の入園料は中学生以上1000円、3歳~小学生と65歳以上500円。乗り物が乗り放題のフリーパスもある。

【バーチャル空中散歩をどうぞ】
 ゴンドラ内部から360度カメラで撮影。動画の上でマウスをクリックしながら動かすと、角度を変えることができます。お使いの端末によっては対応していないことがあります。

楽天パークの観覧車

楽天パークの観覧車

仙台港の観覧車

ポートフラワーの観覧車

ベニーランドの観覧車

ベニーランドの観覧車
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