盛岡市出身の歌人石川啄木(1886~1912年)と、1990年代に多くのヒット曲を生んだポップスグループ「ZARD」のボーカル坂井泉水さん(1967~2007年)の言葉の類似性を探る講演会が、東京都町田市の「町田市民文学館ことばらんど」であった。ファンら約40人が、日常をありのままに表現した2人の作品の魅力を再確認した。
国際啄木学会会長で明治大の池田功教授が6月26日、「啄木短歌と坂井泉水のことば」と題して講演。落ち込んだ時、啄木の短歌に励まされていたという坂井さんが、啄木と同じように「故郷」や「海」「砂」「砂浜」を癒やしの対象と捉えていた点などを紹介した。
啄木は、国力が膨張した日清、日露戦争を経て大逆事件が起きた閉塞(へいそく)の時代を生き、「新しき明日」に期待する短歌を詠んだ。
池田氏は「坂井さんはバブル崩壊後の不況下、多くの前向きなメッセージで聴き手を勇気付けた」と指摘。「啄木の言葉が坂井さんに影響を与えたように、坂井さんの言葉も時代を超えて大きな感動を与えていくだろう」と語った。
文学館は開館15周年とZARDデビュー30周年を記念し、坂井さんが愛唱した啄木の歌集「一握の砂」や、「負けないで」「揺れる想(おも)い」の直筆歌詞原稿など約70点を展示している。7月11日まで。
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