デスク日誌(7/4):デジタルに志

 財布を軽くしたい。少し前まで、どんな店を利用しても勧められたポイントカード。スマホにその座を奪われたせいか、出番が減ったカードがたまっている。

 ポイントがたまっているかも分からず、もったいなくて捨てられない。まとめアプリなるものもあるようだが、面倒くさがりで二の足を踏む。お金に換算し、日本全体で足したら相応な額になるのだろう。

 スマホには「アプリ利用5000円ポイント」「2000円クーポン」。そんな情報が氾濫する。「なぜ、こんなにお得情報ばかり」。えたいの知れなさに妙な反発も覚えなくはない。

 政府も便乗しマイナンバーカード普及にポイントをばらまいたっけ。税金を使った誘い水は疑問だが、それはおいても、もっとスマートにできないものか。

 獲得ポイントをコンビニのレジにかざせば、寄付先一覧。「子どもの貧困対策」「温暖化対策」「途上国へワクチン」「ミャンマー民主派支援」とか。

 簡単に公共に参加し、連帯の輪に加われる。デジタルにも志を。「(発注先を)脅しておいた方がいい」と口走るような大臣の下では期待薄か。(生活文化部次長 八代洋伸)

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