「土石流、人ごとでない」 岩沼市が防災訓練

パーティションの設営訓練に取り組む参加者ら=岩沼市岩沼中体育館

 宮城県岩沼市は4日、大雨による水害が起きやすくなる「出水期」を迎え、洪水や土砂災害に備える総合防災訓練を市内の公共施設12カ所で実施した。市職員や防災士ら約220人が避難所開設の手順などを確認した。

 大雨で阿武隈川が氾濫する恐れがあるとして市全域に避難指示が出たと想定。岩沼中体育館では約30人が新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮したパーティション(間仕切り)の設営や、避難者の受け入れ訓練などに取り組んだ。

 菊地啓夫市長は3日に静岡県熱海市で起きた大規模な土石流を挙げ「決して人ごとではない」と強調。「行政だけでは及ばないところがあり、市民が自主的に避難所を運営できるよう訓練したい」と述べた。

避難所の運営訓練に取り組む参加者ら=4日、岩沼市岩沼中体育館

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