高校野球宮城大会 あす開幕 2年ぶり、66チーム出場

変更後の組み合わせ表=7月7日現在

 第103回全国高校野球選手権宮城大会は7日、仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城で2年ぶりに開幕する。66チームが出場し、初日は午前10時から開会式、正午に1回戦の仙台向山-石巻好文館が行われる。

 試合は7~11、13~15、17~20、22、23日の14日間。会場は楽天生命パーク宮城のほか、仙台市民球場、石巻市民球場、鹿島台中央野球場(大崎市)、平成の森しおかぜ球場(南三陸町)。入場料は大人600円、65歳以上300円、高校生以下無料。

 優勝チームは8月9日に甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する全国選手権大会に出場する。

大会展望 仙台育英、投打で優位  仙台一、右腕2人が鍵

 第103回全国高校野球選手権宮城大会は7日、仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城で開幕し、66チームが甲子園出場を懸けて戦う。優勝争いは春の県大会を制した仙台育英、準優勝の仙台一、4強の東北学院と東陵、春の選抜大会出場の柴田などが中心になりそうだ。組み合わせブロックごとに大会を展望する。

 ▽Aブロック
 選抜大会8強の第1シード仙台育英が抜きんでている。投手陣は主戦右腕伊藤を中心に最速140キロ超の直球を武器にする投手がそろう。勝負強い4番吉野、走攻守がそろった秋山、春の県大会優秀選手の渡辺が攻撃の要となる。

 第5シード聖和学園は3年右腕小林ら投手陣を厚みのある打線が援護する。中軸の庄子主将、内海、阿部凜のほか、春の県大会で10打点を挙げた1年山内も成長著しい。

 仙台商は縦横2種類のスライダーが持ち味の右腕斎を中心に、右腕柳沢、左腕宮沢を擁する。持ち前の堅守と機動力を駆使して創部100周年の節目に久々の甲子園を目指す。

 ▽Bブロック
 第4シードの東陵は3年右腕長峰を軸に、守備から攻撃のリズムをつくる。県大会は6試合50打点と打線がつながり、今大会も日野、長峰、長谷山が引っ張る展開に持ち込めるか。気仙沼、気仙沼向洋が隣り合わせで1、2回戦は気仙沼勢の対決となる。

 第5シード柴田は県大会8強。球種が豊富な主戦谷木、長打力のある村上らが普段通りの力を発揮できるかが鍵を握りそうだ。宮城水産は2年ぶりの単独参加となる。

 ▽Cブロック
 第3シードの東北学院、第5シードの日本ウェルネス宮城が中心になりそう。東北学院は187センチの長身右腕伊東を擁して上位を狙う。昨年から取り組んできた体重増で球威が上がり、春の県大会では全6試合に登板して防御率0・51と好成績を残した。

 日本ウェルネス宮城は創部2年目で夏は初出場となる。春の準々決勝は右腕の早坂と千葉、左腕菅井を小刻みに継投する奇策で仙台育英相手に善戦した。1点を確実に取る堅実な試合運びが身上で、台風の目となる可能性を秘める。

 岩ケ崎・岩出山・迫桜は春に続く連合チームで、選手の顔触れもほぼ変わらない。結束力を高めて勝利をつかみ取れるか。

 ▽Dブロック
 第2シード仙台一が初戦で強豪東北と当たり、屈指の好カードとなる。仙台一は右横手投げ佐藤昴、右腕野口の二枚看板の活躍が勝利の鍵を握る。打線は小池、佐藤颯、高橋らが早めに投手陣を援護したい。

 東北は主戦岩佐を軸に継投で多彩な投手陣をつなぐのがパターン。第3シードだった春は失策が続いて3回戦で姿を消した。潜在能力の高い選手がそろい、打線も粘り強い。ノーシードから上位進出をうかがう。

 第5シード古川学園は直球が持ち味の右腕三浦、後藤、今野が試合をつくる。初戦で当たる石巻北は本年度、部員が7人加わり、5年ぶりの単独出場。主将遠藤が投打の中心となる。白石と角田は50年以上続く定期戦が公式戦で実現する。

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