東京電力は8日、福島第1原発5、6号機側の放射性廃棄物の一時保管エリアの排水溝で、7日夜に放射能濃度が急上昇したと発表した。近くで天板のずれた汚染土壌入りの金属容器2個が見つかり、容器内から雨水があふれ出ていたことが判明。付近には構内を西から東に横切る川が流れており、既に汚れた水が海に流出した可能性がある。
東電によると、天板のずれた金属容器2個の中にたまっていた雨水の放射能濃度は、それぞれ1リットル当たり7万9000ベクレルと3万3000ベクレル。汚染土壌はフレコンバッグに詰められており、2015年12月以前に容器に封入された。天板がずれた時期や原因は不明。
濃度上昇が確認されたエリアには、放射性廃棄物の入ったコンテナ361個と金属容器28個などが平積みされているが、現時点で他のコンテナや金属容器に目立った異常はないという。
7日は第1原発周辺で1日30ミリの雨が降り、エリア南側の排水溝で1リットル当たり930ベクレルの放射能が検出された。含有するセシウム137の濃度は環境放出の基準限度の約4倍に当たる1リットル370ベクレルだった。6月29日に採取したエリア北側の水質分析用排水升(ます)の水からも1リットル750ベクレルの濃度を確認した。
これまでの検査で河口の放射能濃度に異常はなかったが、排水溝の水は直接川に流れ出る構造になっている。東電は金属容器内の水と排水溝の水を詳細に分析し、汚染源かどうかの特定を進めるとしている。
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