「ほら、嗅いでみて。かんきつ系のような爽やかな香りですよ」。県民の森(宮城県利府町と仙台、富谷両市)の職員駒野健吾さん(74)がコクサギの葉を指さす。
県民の森が月に2、3回開く森の観察会。ガイド役の駒野さんの説明を受けながら、参加者は森の中を約2時間かけて散策する。
「五感で自然を満喫してもらうことを心掛けている」と駒野さん。5月下旬の観察会では参加者がコクサギの葉の香りを嗅ぎ、ニッコウキスゲの花で目を喜ばせ、ハクウンボクの葉の柔らかな手触りを楽しんだ。
県民の森は仙台市中心部から約10キロ。東京ドーム約95個分の敷地に約800種の植物が自生する。気軽に自然を満喫できるとあって年約25万人が訪れる。
観察会は、新型コロナウイルス下で屋内施設を避ける高齢者らに人気があり、最近は以前の倍の約40人が集まる。参加した利府町の無職川上昭さん(68)は「緑の中を歩いたら、都市の騒がしさを忘れて心も体も癒やされた」と満足そうだった。(石川遥一朗)
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「いぎなり仙台 緑サイコー!」は今回で終了します。
[メモ]敷地内には全長2キロのアスレチックが整備され、家族連れにも人気がある。観察会は参加料200円。駐車場がある県民の森中央記念館は利府町神谷沢菅野沢41。開園時間は午前9時~午後4時半(11~3月は午後4時まで)。入園無料。連絡先は同館022(255)8801。
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