村井嘉浩宮城県知事 定例記者会見 7/12

宮城スタジアムで行われる東京五輪のサッカー男女計10試合について、観客を入れて開催する方針を説明する村井知事

 村井嘉浩宮城県知事の12日の定例記者会見での主なやりとりは次の通り。

 Q 宮城スタジアム(利府町)で行われる東京五輪サッカー男女計10試合について、観客を入れて開催することが、大会組織委員会、政府、国際オリンピック委員会(IOC)などによる5者協議で合意された。

 A 1万人を上限とする観客数で、予定通り試合を行ってもらいたい。現在県内ではプロ野球、プロサッカー、コンサートなどの大規模イベントが開かれている。これらを楽しみにしている客は参加できて、五輪のサッカーを楽しみにしている客が観戦できないのは極めて不平等だ。県の立場としては、他のイベントと同じ扱いをする。

 1万人という数が独り歩きしているようだが、試合がある6日間のうち2日間が1万人、3日間が6000~8000人、残り1日が3000人程度。首都圏1都3県から訪れる観客はどの試合も10%前後で、300~1000人程度。通常、東京から仕事などで県に来ている人数を考えると、それほど大きな人数ではない。

 まん延防止等重点措置や、緊急事態宣言の対象にならない限り、このままの形で進めることができるのではないか。これらが適用されれば状況は変わってくる。

 Q 観客を入れて開催するメリットは。

 A ここまで準備してきた地元の皆さんやボランティアの皆さん、試合を楽しみにしていた皆さんのモチベーションがとても上がったのではないか。経済的効果もゼロではないだろう。一方で、この試合で大量の感染者が発生したら、失敗例になるリスクもある。メリットもデメリットも両方あるが、しっかり対応すれば、成功のうちに五輪を終えられるのではないか。

 五輪の成功で県民の意識が高揚するのは重要なことだ。国内外から、宮城は困難を克服した県だという評価をいただけるかもしれない。長い目で見ると、県にとってプラスになる可能性は十分ある。

 Q 仙台市長選(8月1日投開票)は、18日の告示まで1週間を切った。再選を目指す郡和子市長から応援要請はあったか。

 A 6月下旬、本人からメールがあった。初日、マイクを持ちたいと思う。

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