医療機関の混雑状況を色分け表示 仙台市が紹介システム開発

 仙台市は今月、宮城県と共同設置した新型コロナウイルス感染症の受診・相談センター(コールセンター)に、オペレーターによる医療機関の紹介を手助けするシステム「whis+(ウィズプラス)」を導入した。
 相談者の現在地をパソコンに入力すると、地図画面に最寄りの医療機関を矢印マークで表示。1日に5件以上紹介している医療機関は赤色など、紹介件数ごとに5種類に色分けし、推測される混雑状況を示す。
 1件紹介するたびに実績を入れると、すぐデータに反映されるため、一つの医療機関に相談者が集中する事態が避けられる。相談者も比較的速やかに受診することができる。
 センターは最大18人のオペレーターを配置する。これまでは紙の医療機関台帳を見ながら案内し、紹介実績もすぐには共有できなかったため、相談者が紹介された医療機関に診療を依頼しても、予約が埋まって受診できない例があった。
 市は昨年6月、官民連携窓口「クロス・センダイ・ラボ」を通じ、センターの業務効率化を図るシステム開発を募集。東北大発ベンチャー「シグマアイ」(東京)が名乗りを上げた。
 同社は今後、「坂道が多く高齢者に不向き」など医療機関の周辺状況も案内できる機能を追加する方針。営業CSマネジャーの藤倉忍さん(49)は「システムをさらに向上させ、価値の高いサービスを届けたい」と話す。

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