東京五輪「夜行新幹線」幻に 大会組織委が方針転換

夜間に走行するはやぶさ=仙台市内

 JR東日本は13日、宮城県利府町の宮城スタジアムで東京五輪男女サッカー競技がある21~31日、各開催日から翌日未明に運行を予定していた仙台発着の東北新幹線臨時列車を取りやめると発表した。同社に運行を要請していた大会組織委が方針を転換したためだという。

 運行中止するのは1次リーグがある21、24、27、28日の深夜から翌日未明にかけて仙台を出発する東京行きの上り、盛岡行きの下り計12本。

 男子準々決勝の31日は上下4本を予定していた。同日の上り1本以外は終点到着が午前0時を過ぎる「夜行」だった。

 JR東によると民営化後の1987年以降、東北新幹線は定期列車のダイヤが乱れた場合などを除いて午前0~6時に運行したことがない。上越新幹線では2002年のサッカー・ワールドカップ(W杯)日韓大会時に新潟発東京行きを走らせた経緯がある。

 同社広報部は「観戦客は定期列車の利用に切り替えてほしい」と話す。臨時列車の切符払い戻しは新型コロナウイルス感染拡大に伴う特例に準じ、手数料なしとする。

 東京五輪では福島市の福島県営あづま球場で開催される野球・ソフトボールが無観客となったが、21、22日午前6~9時に東京を出発する東北・山形新幹線の下り臨時列車計5本は予定通り運行する。

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