福島県「ワクチンバンク」試行 余剰分を市町村間で融通へ

福島県庁舎

 福島県は15日、新型コロナウイルス感染症医療調整本部会議を開き、県内の市町村間で新型コロナワクチンを融通し合う「ワクチンバンク」の試行を明らかにした。余剰分が出た自治体から供給不足に陥った自治体にワクチンを届け、接種の効率化を図る。

 ワクチンバンクは需給を調整する県独自の仕組み。県に事前の報告があれば、市町村間で直接やりとりする方法も容認する。

 県によると、6月23日に運用を開始し、既にいわき市から隣接する小野町に3週間でワクチン瓶計270本(約1620回分)を回した。いわき市が融通した分は、次回の国からの配分の際に埋め合わせる。

 県内では6月30日に医療関係者への優先接種が完了し、14日現在の65歳以上の高齢者への2回目の接種率は52・4%。7月19日~8月1日分の国からのワクチン配分量は希望した約4割の164箱にとどまっており、自治体によって予約のキャンセルや先送りが出ないように調整を図る。

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