仙台、ステージ3相当 専門家「3月の第4波と同等かそれ以上」

 仙台市は15日、直近1週間の新型コロナウイルス感染状況、14日時点のワクチン接種状況を公表した。新規感染者が増加傾向にあり、病床使用率や検査の陽性率が政府分科会が示す指標のステージ3(感染急増)に相当すると説明。市の専門家チームが「3月の第4波と同等か、それ以上の感染拡大の恐れがある」と指摘したと明らかにした。

 市によると、仙台医療圏の14日時点の確保病床使用率は20・8%で、前週7日時点の10・0%から上昇し、ステージ3相当に突入した。このうち重症者の病床使用率は2・9%で、前週の5・9%から改善した。

 直近1週間のPCR検査陽性率は、4・3%からステージ3相当の6・6%に上昇。人口10万当たりの陽性者数も5・47人から11・12人にほぼ倍増した。感染経路不明の割合は58・5%で前週を下回ったが、依然としてステージ4(爆発的感染拡大)に相当する。

 陽性患者を年代別に見ると、14日時点の入院患者は50代以下が多く、全体の83・7%を占めた。高齢者へのワクチン接種が始まる前の3月3日時点は、60代以上が73・9%を占め、傾向が一変した。特に40、50代が大きく増加している。

 感染症の専門家でつくる市感染制御地域支援チームは「行動が活発な若者世代や働き盛りの世代で感染が急増している。もう一度、自分たちの行動を振り返ってほしい」と呼び掛けた。

 一方、高齢者のワクチン接種率は14日午後5時時点で1回目80・4%、2回目60・5%となった。1回目は前週7日の同時点に比べ1万5040人増加し、接種率は5・5ポイント上昇。2回目も1・3倍となり、接種率は13・4ポイント伸びた。

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