デスク日誌(7/17):SMILE

 東京五輪の民放共同企画“一緒にやろう”応援ソングとして、サザンオールスターズの桑田佳祐さん(65)が作った「SMILE~晴れ渡る空のように~」が12日、配信リリースされた。

 この楽曲が初披露されたのは2020年1月。新型コロナウイルスの流行に伴う五輪の1年延期が決まったものの、ニュース番組のスポーツコーナーでのBGMなどとして使われてきた。恐らく、聞き覚えのある人は少なくないだろう。

 心に留まった歌詞がある。「愛情に満ちた神の魔法も 悪戯(いたずら)な運命(さだめ)にも 心折れないで」「世の中は今日この瞬間(とき)も 悲しみの声がする 次の世代に何を渡そうか!? 今この時代(とき)を生きて」

 オリンピアンへのエールであり、東日本大震災の被災者へのメッセージのようでもある。震災から丸10年の3月、インタビューの際、ご本人に真意を伺った。

 「今回は復興五輪だという、自分に対する念押しもあってね。50年前の大会とは違うと思うんですよ」

 来週、東京五輪が開幕する。悲観や批判を重ねるより、今は一つの目標に向かって一歩踏み出したい。もちろん、笑顔で。(東京支社編集部長 末永秀明)

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