デスク日誌(7/18):不思議なバス

 会社への行き帰りに必ず通る交差点がある。交通量が多く、事故も頻発している。それでも日付が変わるころには、車通りもまばらになる。

 その時間、交差点近くに1台のマイクロバスが止まっていることがある。車内に明かりはついているが誰も乗っていない。バスは、バイクに乗った筆者が近くを通り過ぎると、すーっと、消えるように走り去っていく。

 筆者同様に深夜勤を終えた人たちを送るバスであることは容易に想像できるが、見掛けた時にいつも車内が空なのはなぜだろう。その交差点付近が終点なのか。しかし、人が乗り降りする光景を見たことはない。

 かなり年季の入ったバスだ。何かの模様が車体に描かれているが社名などは確認できない。運転手の姿すらまともに見たことがない。通勤時の謎、不思議なバスである。

 その話を仕事帰りに乗ったタクシーの運転手さんに言ったら「私も見たことがあると思います」と言うので会話が盛り上がった。運転手さんも、どこのバスなのか心当たりはないという。不思議なバス、その正体やいかに。(整理部次長 山内一也)

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