デスク日誌(7/20):女性議員

 男女格差の国際比較で日本は156カ国中120位。女性議員の少なさが順位を押し下げている。政治参画を阻む要因はどこにあるのか。当事者の生の声を聞こうと、宮城県の地方議会の女性議員にお願いしたアンケート結果を先日、本紙で紹介した。
 「女が議員になれるわけがない」「女のくせに」と候補者時代からそしられた。議員になっても「家で飯でも作ってろ」と小ばかにされ、会議の場でも無視される…。女性たちが受けた理不尽な経験が、数々つづられていた。
 政府は国政選挙と統一地方選の女性候補割合を、2025年までに35%とする数値目標を掲げる。しかし、「可能」と答えた人は2割しかいなかった。代わりに大半の人が課題に挙げたのが、「子育てや介護、家事は女性、政治は男性がするもの」というジェンダーバイアスの是正だった。
 人の心の中にある性別役割意識を変えるのは容易ではない。それでもアンケートからは、自身の生活体験から肌感覚で得た視点を生かそうと、議員活動に励む女性たちの思いが伝わってきた。詳報は21日河北オンラインに掲載する。(生活文化部次長 足立裕子)

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