仙台市長選 立候補者はこんな人 郡和子さん

18日告示された仙台市長選は、いずれも無所属で、新人の元衆院議員加納三代氏(45)と、再選を目指す現職の郡和子氏(64)の2人が立候補し、8月1日の投票日に向けて熱い戦いを繰り広げている。候補者2人の横顔と訴えを紹介する。

10年先見据え決意新た

 「4年間の市政運営への審判」と位置付け、14日間を戦う。新型コロナウイルス感染再拡大が懸念され、有権者と直接触れ合う運動は抑え気味にするが「インターネットを活用して意見交換する」と張り切る。
 12年間務めた衆院議員から転身した1期目。「国政では大勢いる議員の一人だったが、首長は最終決断が全部自分の肩にかかる。市民生活に直結し、初めは随分苦労した」。古里のために働く誇りを胸に、がむしゃらに取り組んできた。
 国政転身前は東北放送アナウンサーとして26年間活躍した。死刑確定後に再審無罪となった「松山事件」や貧困問題の取材で社会の不条理を感じ「政治でしか解決できない」と悟ったことが政治家の原点。現場の声に誠実に耳を傾け「誰にも優しい社会を目指す」との信念は今も揺るがない。
 1期目後半は新型コロナ対応に追われ、再選を目指す決断は告示1カ月半前だった。政令市移行後の現職で最も遅い立候補表明となり、支持者から心配する声も上がった。友人には「自分の人生を楽しむ選択肢もある」とまで言われた。
 「そういう考え方もあるかなと、思わなくもなかった」と素直に打ち明ける。だが、仙台は東日本大震災からの復興に一定のめどが立ち「この先の10年が重要になる」。新型コロナも収束に至らず「途中で投げ出すわけにはいかない」と2期目に挑む意思を固めた。
 サッカーJ1仙台の熱狂的なファン。今季、降格圏で奮闘するチームに「選手のけがなどで出遅れたが、なんとか残留を」と期待する。若林区の自宅で夫の尚徳さん(67)、長女絵美さん(36)と暮らす。1年半前から雌の小型犬「ココ」を飼い始めた。「コロナ下の癒やしになってくれるし、夫婦の仲も取り持ってくれている」と溺愛する。

仙台市長選 過去の記録
河北新報のメルマガ登録はこちら

秋季高校野球宮城大会 勝ち上がり▶


企画特集

先頭に戻る