デスク日誌(7/21):夢はプロ

 娘と息子に誘われて対戦型オンラインゲームを始めた。3人一組の20チームが参加し、生き残りを懸けるバトルロワイヤルだ。

 ゲームは毎回手ぶらの状態で始まり、銃などの武器や装備はゲーム内の街中で探し集める。だが種類が多くボタン操作も煩雑。あたふたしているうちにいつも自分が真っ先に倒される。

 心が折れそうになる中、秋田市のIT会社が先月発表した計画を知って驚いた。コンピューターゲームの技を競う「eスポーツ」の高齢者プロチーム結成を目指すという。

 その名も「マタギスナイパーズ」。秋田県最大の課題である高齢化を逆手に取った面白い試みだ。既に60、70代の男女約20人が関心を寄せ、練習も始まった。

 ゲーム初心者ながら最近まで現役で働き、パソコンに慣れた人が多い。「ぼけてる暇がない」と難しい操作にも前向きにチャレンジしている。夢は国内外で行われる対戦型オンラインゲームの大会出場だ。

 何より若い世代との交流が刺激になっているに違いない。筆者は子どもたちから「お父さん、敵から丸見えだよ」「戦闘に参加して」と怒られっぱなしだが。
(秋田総局長 久道真一)

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