いわき駅に直結、総合病院整備 25年度の開業目指す

いわき駅北側の新病院建設予定地

 JR東日本水戸支社と福島県いわき市の松村総合病院は、JRいわき駅北口に駅と直結する総合病院を整備すると発表した。JR東管内で駅直結型の総合医療施設が建設されるのは初めて。2025年度の開業を目指す。
 建設予定地は駅北側にある旧車庫の4300平方メートルで、JR東が病院に賃借する。新病院の延べ床面積は1万6000平方メートル。5~7階建てを想定し、駅北口とデッキで結ぶ。23~24年度の着工を見込む。
 同市平小太郎町にある現在の病院、健診センター、看護学校などを移転、新築する。既存の建物が老朽化し、建設場所を検討していた。19の診療科、199の病床数は維持する。
 新病院ではJR東の交通系ICカードSuica(スイカ)を使ったキャッシュレス決済の導入を検討するほか、温泉旅行と人間ドックを組み合わせるなど新たなサービスの開発、展開も見据える。
 19日に市内で記者会見したJR水戸支社の小川一路支社長は「駅直結の医療機関整備は新たな街づくりのモデルになり得る」と強調。病院を運営する磐城済世会の松村耕三理事長は「利便性が高くなり、患者の負担軽減につながる」と期待した。
 JR東グループはいわき駅北口で20年度冬の開業を目指し、ホテルと商業施設の建設を進めている。

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