高校野球宮城大会 決勝進出懸け4強きょう激突

 第103回全国高校野球選手権宮城大会は22日、石巻市民球場で準決勝2試合が行われる。初の決勝進出を目指す聖和学園と32年ぶり3度目を狙う仙台三が対戦。第2試合はともに初の4強入りを果たした東北学院と古川学園のシード勢が激突する。仙台育英、東北、柴田などの強豪校が既に姿を消し、4校全てが甲子園初出場を懸けて戦う展開だ。

 ▷準決勝

聖和学園 ― 仙台三 9時

東北学院 ― 古川学園 12時

初の決勝進出狙う聖和学園、4校で唯一の公立校・仙台三

 初の決勝進出を目指す聖和学園と、4校のうち唯一の公立校、仙台三が真っ向からぶつかる。

 聖和学園は主戦小林、2年阿部航の二枚看板。仙台育英に競り勝った仙台商との準々決勝では、小林が164球の熱投で延長十二回サヨナラ勝ちした。阿部航は4回戦で公式戦初完封し、成長著しい。

 チーム打率は2割2分8厘ながら、ともに長打率5割6分2厘の主砲庄子と遠藤らが振れている。6番内海俊は3回戦の東北生活文化大高戦で決勝打を放つなど、粘り強さも特長だ。少ない好機を生かす力があり、先手を取って主導権を握りたい。

 仙台三は制球が良い主戦小野がテンポ良く打者を打ち取り、リズムをつくる。先発、救援で計25回を投げ5失点(自責点4)で防御率1・44の安定感を発揮できるか。

 打線は4試合で26得点。チーム打率2割5分で、ここ一番の集中力が光り、2~4回戦は全て1点差で勝利をつかんだ。打率5割2分9厘の1番尾形のほか郡山、主将佐藤千ら中軸が好調で、序盤に点を取って投手陣の負担を減らしたい。

投打ともに安定の東北学院、高いチーム打率誇る古川学園

 危なげない戦いぶりで勝ち上がってきた第3シード東北学院が、東北との激戦を制した第5シード古川学園と対決する。

 東北学院は4番で主戦の伊東がチームの柱的存在。187センチの長身から振り下ろす直球が武器で、計18回を投げ奪三振28、四死球1、失点1と安定した制球力を誇る。

 打線は準々決勝で15安打15得点を挙げた。4試合36得点のうち10打点を挙げている上位打線の及川、打率5割5分6厘の9番武田と、切れ目なくどこからでも得点機を築けるのが強み。

 古川学園はチーム打率が4強の中で最も高い4割3厘。3試合で1番に座った村上が足を絡めて好機を広げ、2番青沼、本大会2本塁打を放っている主砲鈴木らで早めに投手陣を援護したい。

 背番号10の3年後藤が軸となる投手陣。後藤は3試合で20回を投げて自責点1。準々決勝を今野、三浦が好投して温存できた。二遊間を固める近藤、村上を中心に4試合で2失策と堅実な守備で投手陣をもり立てたい。

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