400年前の仙台城、仮想現実で自由に体感 青葉城資料展示館

専用ゴーグルでVR映像を体験する関係者ら

 仙台市の青葉城資料展示館は22日、仙台藩祖伊達政宗が築いた約400年前の仙台城を仮想現実(VR)で体感できる「仙台城VRゴー」を、ガイド付きの定時開催から利用者が自由に周遊できる方式に改める。
 新型コロナウイルス感染を懸念し、不特定多数と行動を共にしたくない人に配慮した。多くの観光客に楽しんでもらおうと、専用のVRゴーグルも20台から100台に増やす。
 青葉区の仙台城跡で21日、関係者を招いた体験会があった。本丸御殿の大広間跡など所定の8地点には、新たに発信機を搭載した掲示板が設置され、利用者が近づくと自動でVR映像と音声ガイドが流れた。
 展示館によると、2019年4月に始めたVRゴーは評判が良く、同年度は利用者が約6000人に上った。市が大手門復元を打ち出した20年11月以降は、城跡に足を運ぶ地域住民の姿が特に目立つという。
 田中於菟彦(おとひこ)館長は「城らしい建物がないため、知らずに来て落胆する観光客もいる。多くの人に400年前の姿を知ってもらい、政宗の足跡を感じてほしい」と語った。
 VRゴーは所要時間30~40分。体験料は大人800円、中高生600円、小学生500円。連絡先は展示館022(227)7077。

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