けんか七夕、伝統の山車を組み立て 「住民だけで楽しみたい」

けんか七夕の山車を組み立てる保存連合会のメンバー

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市気仙町に根付く伝統行事「けんか七夕」の山車の組み立て作業が1日、町内の集会施設であった。新型コロナウイルスの影響で祭りは2年連続で中止となったが、地域住民に雰囲気を味わってもらおうと、保存連合会が山車の展示を決めた。

 メンバー15人が、汗だくになりながら2年ぶりの組み立て作業に励んだ。佐々木冨寿夫会長(68)は「伝統を途切れさせてはいけない。7日は地元住民だけで楽しみたい」と話した。

 毎年8月7日に開催するけんか七夕は、山車の長いかじ棒を相手の山車に豪快にぶつけ合うのが一番の見どころ。震災前は町内4地区の山車が市内を練り歩いたが、津波で3基が流失した。2012年以降は残った1基を含む2基で祭りを続けている。

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