福島第1原発作業員の感染相次ぐ 東電「気の緩み」に注意喚起

東京電力福島第1原発

 東京電力福島第1原発の廃炉に関わる作業員の新型コロナウイルス感染が相次いでいる。多くは県外との往来や外食などが感染要因とみられる。感染者が増え続ければ作業に影響を及ぼしかねない。東電は「気の緩み」が目立つとして注意喚起に躍起となっている。

 東電によると、第1原発の廃炉作業には現在、1日約4000人が従事する。7月下旬から感染者が増え始め、7月21~31日に計10人が判明。8月は4日時点で既に月別で過去最多となる計16人が確認された。

 東電は3日付で社員と協力企業作業員に対し、不要不急の県外移動や会食の自粛徹底を改めて周知。やむを得ず県外へ出る人には抗原検査の簡易キットを配布し、福島に戻る前に陰性を確認してもらうという。

 第1原発では6月28日からワクチンの職域接種を始め、9月上旬までに希望者の約3700人が2回目接種を終える予定だ。

 東電の担当者は「地域に不安を与える事態にならないよう感染対策を徹底する」と話す。

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