再始動する<ツール・ド・東北への道(5)>

赤い線で囲んだ部分がディレーラーハンガー。内側にゆがんでいる

 練習中の転倒事故から2週間。トレーニングを再開するため、「負傷」した愛車の修理に着手した。前輪ブレーキ付近の異音は、ブレーキを強めにかけると、鳴らなくなった。

 問題は後ろの変速機だ。ギアチェンジを担う「ディレーラー」が内側に曲がっている。ローギアで異音がするのは、チェーンがホイールのスポーク部分にこすれていたからだった。

 外側に曲げ直せば―という考えが頭をよぎったが、物差しを当てて考えを改めた。後ろの歯車(スプロケット)は11段で、歯の間隔はわずか約4ミリだ。変速が飛んだり、チェーンが外れたりするようでは危険だ。

 自転車店に持ち込んで見てもらうと、フレームとディレーラーをつなぐ「ディレーラーハンガー」が曲がっていた。転倒などで強い衝撃がかかった際、曲がりやすい素材にしておくことで他の部品が損傷するのを防ぐ役目があるという。

 専用の工具で真っすぐに直してもらうことになった。担当者は「交換するなら、メーカーから部品を取り寄せる必要がある。長く乗るなら1個持っておいてもいいかもしれませんよ」とアドバイスをくれた。(ふ)

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 9月19日の開催まで2カ月を切った「ツール・ド・東北」。コンテンツセンターのデスクと記者が出場までの日々をつづる。

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