そばやラーメン、河北産バジルが香る イタリア野菜の消費拡大目指す

町内の飲食店9店で提供される「バジルそば」の一部

 イタリア野菜の特産化を目指す山形県河北町で今月、町内の飲食店9店が地元産バジルを使用した独自の麺料理を提供する「夏のバジルそばまつり」が開かれている。生産者らでつくる「かほくイタリア野菜研究会」が町内での知名度向上を目指し、企画した。

 町内のそば店、居酒屋、ラーメン店やカフェなどが統一価格980円で提供。バジルソースのつゆで食べるそばや、レモンとバジルで香り付けた冷たい塩ラーメンなどが楽しめる。

 飲食店主や生産者ら15人を集めた試食会が7月29日に町内であり、メニューを披露し意見交換した。イタリア野菜のサラダとバジルソースのまぜそばを開発した味処湯楽亭の渡辺幸徳シェフ(34)は「イタリア野菜を使うことで香りや彩りが豊かになる。今後も積極的に取り入れたい」と話した。

 研究会はこれまで主に首都圏のイタリア料理店を出荷先としてきたが、コロナ禍で需要が激減した。一方、町内には本格的なイタリア料理店がほとんどなく、「産地なのに食べられない」状態が続いていた。今回の企画により地元での消費拡大を目指す。

 期間は8月31日まで。牧野聡理事長は「町内のあらゆる飲食店でイタリア野菜を味わえるようにするのが目標。今後も企画を続け、浸透を図りたい」と意気込む。

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