料理レッスンにブランド米「雪若丸」 全農山形、ABCクッキングと提携

雪若丸の年間プロモーションの一環でレシピを開発した「きんぴらつくねライスバーガー」(ABCクッキングスタジオ提供)

 全農山形(山形市)は、大手料理教室「ABCクッキングスタジオ」(東京)と山形県の高級ブランド米「雪若丸」をレッスンで使用する年間プロモーション契約を締結した。全国で展開する同社との連携により、知名度の向上と需要拡大に期待する。

 全農山形が県産米で大型プロモーション契約を結ぶのは初めて。契約期間は4月から当面1年で、ABCクッキングに雪若丸を年間40トン程度販売して国内約120カ所のスタジオでのレッスンに使用してもらう。

 ABCクッキングの広報担当者は「粒が大きく、どんな料理にも合うことを生徒に実感いただいている。大変好評でファンが増えている」と説明。雪若丸を使ったレシピの開発も進め、試食会や会報誌での掲載、オンラインによるレッスンの生配信も予定する。

 雪若丸は、「はえぬき」「つや姫」に続いて2018年にデビューした新品種で、大粒であっさりした味わいが特長。県と連携してブランド化を推進し、会員制交流サイト(SNS)などを活用して周知に力を入れている。PRの一環として、生徒約25万人のうち食に関心の高い20~30代女性が6割を占めるABCクッキングとのプロモーション契約に乗り出した。

 全農山形米穀集荷販売課の小屋賢課長は「雪若丸のおいしさを知ってもらうため、食べてもらえる機会を広げたかった。SNSを積極的に使う若い女性をターゲットにすることで、他県産のブランド米との競争に埋没しないようにしたい」と強調。ABCクッキングも「トレンドに合わせ、おいしさが引き立つような、若い女性に好まれるレシピを開発したい」と協力に意欲を示した。

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