生活困窮者へ食料寄付を 仙台の団体、市内14カ所にボックス設置

設置したフードボックスを紹介する川久保さん(右)と小椋事務局長

 生活困窮者らへの食料支援に取り組む市民団体「フードバンク仙台」(仙台市)と、NPO法人ワーカーズコープ(東京)の南東北事業本部が業務提携し、コープが指定管理を担う8児童館など市内14カ所にフードボックスを設置した。

 賞味期限まで1カ月以上ある缶詰やレトルト食品、コメなど常温保存可能な飲食料品を、ボックスに寄付してもらう。支援に回すとともに各家庭の食品ロス削減を目指す。

 事業本部はボックスから食品を回収して検品し、フードバンクに届ける。太白区で共生型福祉施設を運営しており、一連の業務を就労支援に生かす方針。

 若林区の荒町児童館で7日に設置式があり、事業本部の小椋真一事務局長(44)は「食品を集めるだけでなく、保護者ら地域の人へのフードバンクの活動周知に協力したい」と話した。

 フードバンク仙台は新型コロナウイルス禍を受けて昨年5月に発足し、延べ7000人以上に食料を無償提供してきた。専従スタッフの川久保尭弘さん(34)は「支援要請に対して食品が足りず、寄付金などで購入せざるを得ない状態が続いている。ボックスの設置は心強い」と語った。

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