幽霊や妖怪にひんやり 秋田県立美術館で「怖い浮世絵展」

秋田県立美術館で開かれている「怖い浮世絵展」

 幽霊や妖怪を題材にし、江戸時代から明治時代にかけて描かれた作品を集めた「怖い浮世絵展」が、秋田市の秋田県立美術館で開かれている。9月5日まで。

 肉筆画や浮世絵104点を展示。江戸時代の終わりに庶民の間で人気を集めた、夜に人々が集まって怪談話をする「百物語」をモチーフにした作品や、妖怪同士が結婚して子どもが生まれるまでの流れを表現した作品などが並ぶ。

 1845~46年ごろに描かれた「相馬の古内裏・滝夜叉姫(たきやしゃひめ)と大骸骨」(歌川国芳作)は、平将門の遺児・滝夜叉姫が妖術を使って巨大な骸骨を操り、源氏の家来・大宅太郎光圀と戦っている様子を描写した。

 学芸員の佐々木佳苗さん(38)は「妖怪などの作品を扱った作品展はこれまでなく、貴重な機会だ。絵師や彫師の技術が凝縮されているのも見どころの一つ」と話した。

 午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)。一般1000円、大学生・高校生800円。中学生以下無料。連絡先は県立美術館018(853)8686。

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