<撮れたて とうほく食紀行>日差し浴びて白く甘く/白石

 ギラギラと太陽が照り付けるトウモロコシ畑で、もぎたてをガブリ。「甘くておいしい」「白く輝いてきれいだね」と子どもたちの歓声が上がった。

 白石市がサトイモの「土垂芋(どだれいも)」、カボチャの「夢味(ゆめみ)」と共に、野菜の「白石三白」として売り出すトウモロコシ「ピュアホワイト」が旬を迎えている。メロン並みの甘さで、柔らかくて生でも食べられる。粒が口の中でプチプチとはじけ、夏を丸ごといただくようなおいしさだ。

 もともとは北海道の品種で、栽培を始めて5年。今では市内16軒の農家が手掛ける。生産者の半田賢三さん(73)は「梅雨の間も日照に恵まれ、味も大きさも例年以上です」と額に汗を流し収穫していた。

 白い真珠のようなピュアホワイトは今月中旬ごろまで味わえる。市内の産直施設「おもしろいし市場」でのみ販売。朝採りが並び、行列ができる人気ぶりだ。
(写真映像部・小林一成)

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とうほく食紀行

 自然に恵まれた東北は食の宝庫。歴史に育まれた伝統食や、生産者が情熱を傾ける食材もある。カメラで斬新に切り取り、撮れたてをおいしくお届けする。


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