山形市は、適正に飼育されていなかったり飼い主のいなかったりするネコの繁殖を防ぐ不妊、去勢の費用として、ふるさと納税制度を活用し、全国から寄付を募る「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)に取り組んでいる。初めて実施した昨年は目標額の100万円に到達し、2年目の今回は130万円と高く設定。住民とネコの共生に取り組む個人や団体を引き続き支援する。
プロジェクト名は「『にゃんこ』と『私』の共同宣言」。山形県遊佐町などの先行事例を参考に昨年スタートした。増え過ぎたネコが周辺住民らへ危害やふん尿、鳴き声など迷惑をかけるのを防ぐのが目的だ。集めた寄付金はネコの不妊、去勢手術の一部として市内の活動団体などに補助する。
返礼品を設けていないにもかかわらず、昨年は全国から78件、計113万2500円の寄付があり、目標を大きく上回った。市の補助金を加えた138万7000円を活用し、ネコ203匹に手術を実施。市に昨年度寄せられたネコに関する住民からの苦情は653件と、19年度の730件から3割ほど減った。
税金の投入でなくGFCを活用する理由について佐藤孝弘市長は「資金的な利点もあるが、一部の住民が抱える(増え過ぎたネコによる)深刻な問題をより多くの方に知ってもらいたかった。昨年の実績からPR効果があることが分かった」と説明する。
GFCは10月12日まで。山形市動物愛護センターは「ネコを適正に飼うことの普及啓発や動物愛護の精神を高めるため、支援をお願いしたい」と求める。プロジェクトの詳細は「ふるさとチョイス」内の同市のページで閲覧できる。
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