東北線・新田駅舎 思い出は尽きず 解体受け表示板など展示

内覧会で駅舎入り口の柱などの展示品を見る関係者

 JR東北線最古の駅舎として知られ、新駅舎への建て替えのため7月に解体された新田駅(宮城県登米市)の旧駅舎を懐古する展示会「新田駅舎の思いで」が、同市伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターで開かれている。31日まで。

 解体工事に伴いJR東日本仙台支社から譲渡された駅舎入り口の柱や、1972年まで使われていた駅名表示板、大正時代に撮影された駅舎の写真など計約40点を展示している。

 駅舎入り口の柱は高さ3メートルで、角材を面取りしてくぎを使わずボルトで固定するなど明治ゴシック様式が取り入れられ、在りし日の駅の姿を思い浮かべることができる。

 展示会を主催するNPO法人新田あるものさがしの会は11日、関係者向けに内覧会を開いた。及川昌義理事長(69)は「新田駅は地域住民にとって人生のスタートや別れの場所で、思い入れが深い。夏休みに帰省する人たちにはぜひ足を運んでもらい、駅舎を思い出してほしい」と話している。

 駅舎は1894(明治27)年に開業し、東北線150駅の中で最も古い建物になっていたが、新駅舎への立て替えに伴い7月に解体された。新駅舎は12月末ごろに利用が始まる予定。

 午前9時~午後4時半。入場無料。月曜休館。連絡先は同センター0220(28)3111。

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