ウイスキー蒸留を軸に「循環型タウン」 リオン・ドール、磐梯町で再エネ推進へ

 福島県磐梯町と包括的連携協定を結んでいるスーパーのリオン・ドールコーポレーション(会津若松市)が、環境に配慮した循環型タウン構想を町内で計画している。新たに始めるウイスキー造りを通じ、廃棄物のリサイクルや再生エネルギーの推進に取り組む。

 構想は、リオン・ドールが資本業務提携する栄川酒造(会津若松市)の磐梯工場(磐梯町)に投資し、2023年の開始を目指すウイスキー製造事業を中心に展開する。

 製造過程で発生する麦芽かすや液体廃液を、町内の畜産業向け飼料やバイオマス燃料に利用。さらに、町内の山林からの木材チップを日本酒やウイスキー製造の際の燃料に活用する。

 磐梯工場を全て再生エネルギー電力で稼働させ、将来は町施設への電力供給も目指す。町内の農家が生産する酒米を使った酒造りや、町内でのごみ回収も検討している。

 町と6月に連携協定を結んだリオン・ドールの山口正幸常務執行役員は「地域貢献が会社の理念。地域と共に歩みたい」と強調。佐藤淳一町長は「町の魅力を高めるため、循環型タウン構想に協力したい。中でもリサイクルの面でいい方向に進めばいい」と話す。

リオン・ドールが進める循環型タウン構想の軸となる栄川酒造磐梯工場

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