<いぎなり仙台>まちかどブラ昭和  珈琲店「ぴーぷる」(若林区)懐かしいスパゲティ/ケチャップたっぷり、もっちりナポリタン

看板メニューのナポリタン大盛り
50年近く続く店でフライパンを振るマスターの高橋さん

 鉄の重いフライパンを振り、焦げ目が付くまでしっかりスパゲティを炒める。手間はかかるがケチャップがしっかり絡み、もっちり感も出る。「懐かしい味」。そんな声が絶えない。

 仙台市若林区の荒町商店街にある「珈琲(こーひー)店ぴーぷる」。看板メニューはナポリタンとミートソース。オールディーズのBGMに乗って、麺を炒める音が聞こえる。その味もさることながら、ボリュームと安さも幅広い年代をとりこにする。

 営業が始まった1973(昭和48)年から店の趣はそのまま。「街の食堂のような気取らない雰囲気の喫茶店です」。父から店を引き継いだマスター高橋朋秀さん(48)が愛され続ける理由を語る。

 ステンドグラスの窓から差し込む光が、長年使い込まれた木のテーブルや椅子を穏やかに照らす。針が動かない古い壁掛け時計。時間が止まったかのようだ。

 メニューはナポリタンを含めて10種類以上あり、訪れる客をいつも楽しませる。「昔ながらの喫茶店の味を引き継ぎながら、新しい創作スパゲティにも挑戦していきたい」(吉田尚史)

[メモ]営業時間は午前11時~午後9時。日曜定休。ナポリタン、ミートソースともに650円、大盛りは800円(いずれも税込み)。スパゲティはボンゴレやたらこなどのほか、夏限定メニューもある。仙台市若林区荒町112。連絡先は022(264)1637。

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