村井嘉浩知事(61)は20日、任期満了(11月20日)に伴う宮城県知事選に、5選を目指して立候補する意向を表明した。出身母体の県議会最大会派「自民党・県民会議」の会合に出席し、「まだやるべきことがある。5期目に挑戦したい」と決意を述べた。9月1日開会の県議会9月定例会で正式表明する。
知事選で立候補の意思を明らかにしたのは村井氏が初めて。5選に挑むのは、5期20年(1969~89年)務めた故山本壮一郎氏以来。
村井氏は会合で「(東日本大震災からの)ポスト復興や新型コロナウイルス後の青写真を描く重要な4年間になる。気力も体力も充実し、より良い県政を目指したい」と強調。コロナ下の選挙戦に向け、「全県選挙は自分一人の力では何もできない。自民会派を中心に力を糾合し、一つになって応援してほしい」と支援を求めた。
会合後、村井氏は報道陣の取材に応じ、広域防災拠点の整備や県民会館の移転新築、県立がんセンターなどの3病院の連携・統合構想が途上にあると指摘。「しっかりと形にした上で、目の前のコロナ対策を取っていくことが重要だ」と5期目の展望を示した。
村井氏は大阪府豊中市出身、防衛大学校(理工学専攻)卒。陸上自衛隊東北方面航空隊を経て松下政経塾に入り、1995年の宮城県議選で初当選、自民県連幹事長を務めた。
県議3期目途中の2005年、知事選に自民推薦で立候補し初当選。前回17年の知事選では、過去最多の82万5460票を獲得して4選を果たした。
知事選を巡り、立憲民主党は衆院選を優先し、具体的な対応は未着手となっている。共産党は野党統一候補も視野に、独自の候補擁立に動く構えを見せる。
任期満了に伴う宮城県知事選で、5選立候補を表明した村井嘉浩知事は20日、県議会棟で報道陣の取材に応じた。一問一答は次の通り。
-4期目の総括は。
「最も取り組んだのは東日本大震災からの復興。三陸沿岸道といったハード整備を順調に進められた。新型コロナウイルス禍に見舞われ、(県立がんセンターなど)3病院の統合など、やりたいことが足踏みせざるを得なかった」
-コロナが感染急拡大する中で出馬を決断した。
「ためらいも当然あったが、知事選の時期は早ければ10月末で決まっている。8月の間に伝えておかないと、県議会9月定例会に入ってしまう」
-コロナ下で選挙戦をどう展開する。
「人に集まってもらって演説して握手して、という動員型の選挙は難しい。どのように県民に自分の考え方を伝えるか、応援してくださる(県議会会派の)自民党・県民会議などとよく相談したい」
-多選の是非が争点の一つになる可能性がある。
「何年何期やったかよりも、何をやり遂げたか、これから何をやろうとしているのかが重要だ。知事選で明確に県民に伝えて審判を仰ぎたい」
-選挙公約は。
「これから作る。選挙の直前、改めて記者会見することになると思う」
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