<いぎなり仙台>まちかどブラ昭和  うたごえ喫茶バラライカ(仙台市)閉店後も巡回開催/昭和の流行曲、みんなで声合わせ

出演者以外はマスクを着けて行われた臨時うたごえ喫茶=7月16日、仙台市生涯学習支援センター
懐かしい雰囲気の看板がお出迎え

 「ようこそバラライカへ」。仙台市宮城野区の市生涯学習支援センターで7月半ばにあった臨時うたごえ喫茶は、陽気な掛け声で始まった。会場には中高年の男女約30人。「河は呼んでいる」「浜辺のうた」といった、主に昭和期の1950~60年代に流行した懐かしい歌曲に、表情を輝かせた。

 「うたごえ喫茶バラライカ」創業者の南部敏郎さん(68)がアコーディオンなどを演奏。軽妙なトークを交え、およそ2時間で約20曲のフォークソングやロシア民謡などを披露し、盛り上げた。

 宮城野区にあった店は今年3月末に閉店。6月に市民センターなどで臨時喫茶を始めた。大勢で歌うのが「うたごえ」の醍醐味(だいごみ)だが、新型コロナウイルスの感染対策で、参加者にはマスクを着け、声も控えめを心掛けてもらっている。

 臨時喫茶は毎回、50~80代の男女で大にぎわい。敏郎さんの三男で現店主の大地さん(31)は「『これがなくなったら死ぬ』と冗談を言う常連もいるので、次の店が決まるまでの苦肉の策です」と話した。
(矢嶋哲也)

[メモ]「うたごえ喫茶バラライカ」は1978(昭和53)年に仙台市青葉区で創業。2014年に宮城野区の仙台サンプラザに移転した。月3、4回の臨時喫茶は予約制で参加料は1600円。連絡先はバラライカ080(9012)1255。

河北新報のメルマガ登録はこちら
いぎなり仙台

 記者が気になる仙台圏のお薦めスポットやグルメ、話題をテーマごとに紹介するシリーズ。東北一の歓楽街・国分町での体験など、感じるままにルポします。


企画特集

先頭に戻る