「部活制限や修学旅行の延期・変更を」 山形県、来月12日まで集中防止期間

山形県庁

 山形県は20日、新型コロナウイルス拡大に伴う危機対策本部の本部員会議を開き、20日~9月12日を「感染拡大防止特別集中期間」に定めた。県独自の緊急事態宣言と「同等以上」(吉村美栄子知事)の位置付け。学校の夏休みが明けることから、部活動を自校内に限定することや県外への修学旅行の延期・変更などを求める。

 幼稚園から大学までに抗原検査キット計約2万2000個を配布する。県民には、外出回数を普段の半分にし、会食は普段一緒にいる3人以内で1時間にとどめるよう呼び掛ける。期間内で1日当たりの県内の新規感染者数を1桁に抑えることを目指す。

 県は独自の緊急事態宣言も検討したが、県医師会など医療専門家が19日に「県民が宣言慣れしており、具体的な目標が必要」と提言したことを踏まえた。期間は国の緊急事態宣言などの対象地域とそろえた。

 県内では若年層の感染者が増え、7月27日~8月20日の年代別感染者数の50・5%を20代以下が占めた。県全体の新規感染者数も7月31日から2桁台が続き、18日に病床使用率が51・1%と政府の分科会が示す指標で初めてステージ4となった。

 記者会見で吉村美栄子知事は「医療崩壊が現実とならないよう行動抑制に協力してほしい」と呼び掛けた。

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