岸躍動6勝目 東北楽天、連敗ストップ

6回無失点の好投で6勝目を挙げた東北楽天・岸

 東北楽天は投打がかみ合い快勝。引き分けを挟んだ連敗を2で止めた。

 打線は一回1死満塁から岡島の押し出し死球などで3点を先取。四回は炭谷のソロで加点し、五回はオコエの中前適時打などで2点を奪った。七、八回にも1点ずつを加え、突き放した。先発岸は6回無失点で6勝目。救援3投手がリードを守った。

 日本ハムは引き分けを挟んで4連敗。先発伊藤が6失点と試合をつくれなかった。

▽勝 岸16試合6勝6敗
▽敗 伊藤14試合7勝5敗
▽本塁打 炭谷2号(1)(伊藤)島内14号(1)(村田)高浜6号(2)(福井)

緩急自在に9K

 東北楽天の先発岸の好投が光った。6回3安打無失点、四球は与えず、九つの三振を奪って6勝目を挙げた。「序盤から捕手のリード通りに投げられた。全体的に良かった」と充実感を漂わせる。これで自身3連勝。後半戦は2試合計13回1/3で1点も許していない。抜群の投球で勝ち星を重ねた昨季終盤をほうふつとさせる好調ぶりだ。

 140キロ台前半の直球は球威があり、カーブやチェンジアップとのコンビネーションで緩急も効いていた。一回は10球で三者凡退。3点の援護をもらっていたが、「それで気が緩むことなく、しっかりと立ち上がれたのが良かった」と振り返る。

 圧巻だったのは四回だ。先頭の野村に二塁打を許してから、持ち味を存分に発揮した。続く王柏融と浅間は、外角低めのチェンジアップで空振り三振。R・ロドリゲスは内角いっぱいに141キロの直球をずばっと決めて、見逃し三振を奪った。

 制球の良さと緩急を自在に操る投球術が際立つ。石井監督は「真っすぐが精度良く、かつ力強い。投手の基本の真っすぐが軸として使えるので、他のボールも使えている」とみる。

 右腕の投球に応えるように、打線は四、五回に追加点を挙げた。「自分のリズムでぼんぼん投げられた。それで攻撃陣にもいい流れが行ったのかと思う」と背番号11。理想的な試合運びに導き、終始にこやかだった。
(関俊哉)

4回、本塁打を放ち、コーチに迎えられる東北楽天・炭谷
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