河北抄(8/24):仙台市立の多くの小中学校は、あす授業を再…

 仙台市立の多くの小中学校は、あす授業を再開する。給食が待ち遠しかった。夏休みは子どもの食事作りに追われ、気ぜわしい。栄養価や季節感に配慮した給食のありがたみを実感する。
 「ぎりぎりの食生活を給食が支えている」。子どもの貧困問題に取り組むNPO法人キッズドア(東京)は今月、夏休みの影響を懸念し、宮城県内など全国の支援先約2000世帯に食料を届けた。
 コメや野菜、肉に魚。昨年の夏休みや今年5月の大型連休にも延べ約5000世帯に食料を送った。「大きくなりたいので、いっぱい食べます」。子どもたちからも礼状が届いた。
 渡辺由美子理事長によると、新型コロナウイルス禍で失業や収入減となり、食事の量や回数を減らす家庭も珍しくない。継続的に支援しようと、キッズドアのサイトで31日まで寄付を募っている。
 学校給食で一息ついても、深刻な状況は変わらない。「最も重要な支援は政府による速やかな現金給付です」と渡辺理事長。臨時給付金はもちろん、低所得世帯の児童手当増額などの拡充を訴える。

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