「縄文のキティちゃん」色とりどり 出土品のレプリカ販売

不思議な形をしたネコ形土製品のレプリカ

 福島県郡山市の縄文遺跡から出土した「ネコ形土製品」のレプリカが、ネコ好きの間で話題を呼んでいる。福島県と縁の深い丸三安田瓦工業(新潟県阿賀野市)が、東京電力福島第1原発事故からの復興を応援しようと商品化した。

 レプリカ商品「a-be cat.(エービーキャット)」は、高さ4・5センチの実物より一回り小さい手のひらサイズ。形と質感を忠実に再現した素焼きをはじめ、上薬で彩色した約20種類をそろえた。

 インターネットで試験販売したところ「キティちゃんそっくり」「本当に縄文人がデザインしたの?」と評判になり、量産化に踏み切った。

 阿賀野市の伝統産業である安田瓦は、郡山の土も原料にして会津若松の鶴ケ城や藩校日新館に用いられてきた。丸三安田瓦工業は「福島に恩返ししたい」と売り上げの一部を郡山市文化施設整備基金に寄付している。

 「考古学界の通説では、どうやらネコの顔をかたどった土製品ではないらしい」と取締役の遠藤俊さん(47)。それでも「ネコにしか見えない不思議なインテリアとしてかわいがってほしい」と話す。

 1個660円から。丸三安田瓦工業のオンラインストアで購入できる。

丸三安田瓦工業オンラインストア
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