フードロスや食文化継承…生産者ら意見交換 石巻でRAFシンポ

食の可能性について話し合ったシンポジウム

 食をテーマにした討論や音楽を通じて持続可能な未来を考えるシンポジウム「食にまつわる利他と流動性」が28日、宮城県石巻市開成の市複合文化施設であった。

 9月26日まで開催中の「リボーンアート・フェスティバル(RAF)2021-22」夏会期の関連イベント。RAF実行委員長で音楽家の小林武史さん(新庄市出身)や水産業、農業に携わる生産者、料理人ら計15人が登壇した。

 トークセッションでは生産現場の高齢化やフードロス、食文化の継承といったテーマで食への思いや活動の様子を紹介。持続可能な世界の在り方について意見交換した。

 進行役を務めた一般社団法人イシノマキ・ファーム(石巻市)の高橋由佳代表理事は「訪れた土地ならではの味を楽しむことが地域の食文化を守ることにつながる」とスローフードを提唱した。

 京都市の中国料理人渡辺幸樹さんは、食品ロス削減や環境負荷の少ない食材選びを推奨。「その食材ができるまでの背景に目を向けて、安心で環境に良い物を食べてほしい」と訴えた。

 29日は小林さんとミスターチルドレンの桜井和寿さんらによる音楽ライブを文化施設で開く。

食をテーマにしたシンポジウム(4時間23分)

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