岸5失点KO、悔しさあらわ 東北楽天連敗

2回ロッテ1死一、三塁、荻野(左奥)の適時内野安打で3点目を許し、肩を落とす東北楽天先発の岸(藤井かをり撮影)

 東北楽天は投打に元気なく2連敗。

 先発岸は一回、荻野の先頭打者本塁打とレアードの犠飛で2点を先取された。二回以降も打ち込まれ、5回10安打5失点で7敗目を喫した。打線は一、二回の好機で一打を欠き、九回に鈴木大の適時二塁打で1点を返すのがやっとだった。

 ロッテは3連勝。先発佐々木朗が5回3安打無失点で、5月27日以来の2勝目を挙げた。

▽勝 佐々木朗7試合2勝2敗
▽敗 岸17試合6勝7敗
▽本塁打 荻野7号(1)(岸)レアード20号(1)(岸)マーティン22号(1)(岸)

今季初の3被弾

 代名詞のカーブを豪快に振り抜かれた。0-3の三回1死走者なしで、東北楽天の先発岸がレアードに高めに浮いた球を左翼席へ運ばれた。その後も復調の兆しは見えず、五回にはマーティンに甘く入ったチェンジアップを右中間席へ。

 5回10安打5失点で降板した右腕は「連敗できない大事な試合でこのような投球をしてしまい、チームの皆さんに申し訳ない」と肩を落とした。

 出だしでつまずいた。一回、先頭荻野に左翼席へ先制弾を浴び、さらに3連打の後、レアードの右犠飛で2点目を失った。連打を許した藤原、中村奨には直球、変化球をファウルで粘られた末に痛打された。三者凡退で終えた回もなく「攻撃のリズムをつくれなかった」。今季初の3被弾には悔しさをあらわにした。

 試合前まで7試合連続でクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)を続けていた右腕も、この日は持ち前の制球力が影を潜めた。特にカーブはばらつきが目立った。「普段の岸からすると球の精度がなかった」と石井監督。岸は「原因を見つけて反省し、修正して次に生かせたらいい」と誓った。

 これでロッテに5連敗。昨季は15勝8敗1分けと得意にしていたが、今季は6勝10敗1分けとリーグで唯一負け越している。上位を争う相手を、勢いづかせるわけにはいかない。
(佐々木智也)

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