「産後ドゥーラ」有資格者が団体設立 「産み育てやすい宮城を目指す」

「ドゥーラせんだい」の活動を説明する中原さん(左)ら4人

 産前産後の母親をケアする訪問型の専門職「産後ドゥーラ」の資格を持つ宮城県内の女性4人が30日、任意団体「ドゥーラせんだい」を設立した。「誰でも産後ケアが受けられる環境を整え、産み育てやすい宮城を目指したい」と意気込む。

 産後ドゥーラは家庭を訪問し、赤ちゃんやきょうだいの世話、料理や掃除などを請け負う。一般社団法人「ドゥーラ協会」(東京)の75時間以上の養成講座を受講し、筆記や面接試験を経て認定される。

 団体を設立したのは代表の中原絵梨香さん(29)=仙台市宮城野区=ら20~50代の産後ドゥーラ4人。自身も子育ての経験があり、資格取得後1~3年の経験がある。

 産後ドゥーラは基本的に個人で活動するが、団体の設立により、研修などを行い、サービス向上に努めたい考え。働く女性を支援するため、企業との連携も視野に入れる。

 産後うつや虐待など、家庭のSOSをいち早くキャッチし、地域の子育て支援団体と協働することも模索する。中原さんは「新型コロナウイルス下で里帰り出産ができない人や身内を頼れない人も多い。専門知識を身に付け、産前産後をサポートする人が身近にいることを知ってほしい」と話す。

 料金は1時間当たり3000円前後(交通費別)。連絡先はinfo.doulamiyagi@gmail.com

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る