宋家豪、新守護神に 松井離脱で配置転換

26日のオリックス戦でプロ初セーブを挙げた宋家豪=楽天生命パーク宮城

 東北楽天の抑えを務める松井が右太もも痛で戦列を離れ、代役は宋家豪が担う。全治約1カ月の見込みで、9月は「絶対的守護神」不在の中で乗り切るしかない。チームは45勝42敗13分けで首位オリックスと4・5ゲーム差の3位につける。上位争いに食らい付くため、石井監督は「チームの試練。リリーフ陣がもう一度、一致団結してやってもらいたい」とさらなる奮起を期待する。

 26日のオリックス戦は1点リードの九回、宋家豪がマウンドに上がった。吉田正ら中軸3人を抑え、プロ初セーブを挙げた。一方で29日のロッテ戦では同点の九回に登板し、味方の守備の乱れも絡んで決勝点を奪われた。

 小山投手コーチは「九回は精神的にもタフなところ。今のところは落ち着いて投球ができているので、当分の間は宋でいく」と信頼を寄せる。

 勝ちパターンのセットアッパーだった宋家豪の配置転換で、七、八回をつなぐ救援陣の軸は酒居、安楽になる。酒居は登板39試合でリーグ2位の23ホールドを挙げ、安楽も39試合で防御率1・55と好調を維持する。

 小山コーチは「宋、酒居、安楽を中心に森原、ブセニッツ、牧田、福井らをミックスしながら、しのいでいきたい」と語る。

 松井は25日の試合前の練習中に右脚を痛め、26日に出場選手登録を外れた。先発から抑えに戻った今季は、登板43試合でリーグ2位の24セーブ、防御率0・63と抜群の安定感を誇っていただけに、この時期の離脱は大きな痛手だ。

 田中将は「チームの重要なポジションにいた選手が離れるのはもちろん痛い。自分たちがどのくらいやれるかを見せるチャンスだと思うし、みんなでカバーしていくことが大事」と一丸の戦いを強調した。
(佐々木智也)

東北楽天の今節のカード
8・31 火 ソフトバンク  18:00 サ宮崎
9・2  木 ソフトバンク  18:00 ペ イ
  3  金 西 武     18:00 楽 天
  4  土 西 武     14:00 楽 天
  5  日 西 武     15:00 楽 天
     (注)サ宮崎はひなたサンマリンスタジアム宮崎

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る