<いぎなり仙台>まちかどブラ昭和  コーヒーロード ウーラス(青葉区) セピア色の時間味わう/創業50年 働く人が一息つく空間

コーヒーを飲みながら、ゆっくりと自分の時間を過ごせる

 宮城県庁や仙台市青葉区役所から歩いてすぐの「コーヒーロード ウーラス」。1974(昭和49)年の開店以来、周辺で働く人々が一息つく喫茶店として親しまれている。

 店内に入ると、汗っかきにうれしい冷気が迎え、レトロなランプが落ち着いた雰囲気を醸す。「きれいではないかもしれないけど、この古いカウンター席が味なんだよ」。店主の鵜浦正臣さん(76)が、愛着を込めたまなざしで説明する。

 奥には、70年代に流行したゲームの筐体(きょうたい)をテーブルにした席もある。今はもう動かないが、100円玉を何枚もつぎ込んだセピア色の思い出がよみがえる人もいるだろう。

 コーヒーのこだわりは、工場で丁寧に芯まで火を通した豆。コロンビアの深煎(い)り、グアテマラの普通煎りのブレンド(450円)は、最初の一口をブラックで味わうのがお勧めだ。

 もうすぐ創業50年。「常連さんに支えられてここまで来ることができた。なるべく続けていきたい」と鵜浦さん。飾り気のないマスターの人柄と静かに流れる時間が、昭和の名店として愛される秘訣(ひけつ)かもしれない。(竹内明日香)

[メモ] 営業時間は平日が午前11時30分~午後5時ごろ、土日祝日が正午~午後3時ごろ。入り口に店名が書かれた白い看板が置いてあれば営業中。年末年始を除き年中無休。ランチメニューはスパゲティミートソース(630円)など。喫煙可。仙台市青葉区上杉1の3の13。連絡先は022(264)0585。

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 記者が気になる仙台圏のお薦めスポットやグルメ、話題をテーマごとに紹介するシリーズ。東北一の歓楽街・国分町での体験など、感じるままにルポします。


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