東北楽天、一発攻勢で連敗脱出 島内が勝ち越し弾

5回東北楽天無死一、二塁、島内が右越えに3ランを放ち、6-3と勝ち越す

 東北楽天は一発攻勢で連敗を3で止めた。

 3-3の五回に島内の16号3ランで勝ち越した。一回は鈴木大の7号ソロで先制し、1-3の四回はカスティーヨの来日初本塁打となる2ランで追い付いた。先発早川は3回3失点。2番手西口が3回無失点の好救援で2勝目を挙げた。九回を締めた宋家豪が2セーブ目。

 ソフトバンクは引き分けを挟み4連敗で、勝率5割を割った。先発東浜が3被弾で6失点した。

▽勝 西口17試合2勝1敗
▽S 宋家豪44試合1勝2敗2S
▽敗 東浜10試合3勝3敗
▽本塁打 鈴木大7号(1)(東浜)カスティーヨ1号(2)(東浜)島内16号(3)(東浜)

カスティーヨお待たせ弾

4回東北楽天1死一塁、カスティーヨが左中間に来日初本塁打となる同点2ランを放つ

 東北楽天はカスティーヨの一発で勝利を引き寄せた。1-3と逆転された直後の四回1死一塁。真ん中に来た直球を振り抜くと、強烈な打球は一直線に左中間席へ。「こういう当たりを打てるように、ずっと練習を続けていた」。31打席目に飛び出した待望の来日初本塁打は、値千金の同点2ランとなった。

 今季加入した助っ人は自分の打撃ができず苦しんだ。東京五輪のリーグ中断期間は一時帰国しないで調整を重ねた。昼の2軍戦で先発し、夜の1軍戦に合流した日もあった。「タイミングだとか、日本の投手に慣れないだとか、理由は分かっていたので、自分がやるべきことに集中した」。7月3日以来の先発起用で実力を示した。

 島内が続いた。3-3の五回無死一、二塁。甘く入った変化球を捉え、右翼席へ勝ち越し3ランを運んだ。約1カ月半ぶりに3番へ打順を変えての大仕事。浅村が4番に控えることで肩の力が抜けた。「『凡退しても何とかしてくれるな』という、そこが自分を楽にしてくれたのかも」

 前カードのロッテ3連戦で打線は計2得点。島内は「僕が打っていれば全部勝てている、というくらいのゲームだった」と責任を感じていた。

 2人とも、ため込んだ鬱憤(うっぷん)を力に変え、宮崎の夜空にアーチを架けた。3連敗という嫌な流れも絶ち、気持ちよく9月に入る。
(斎藤雄一)

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